man in black leather jacket playing drum

タイミングがZEROで完結する技を無拍子と言う。要するに「セーノ」というタメを作らない事だ。初動が相手にわかってしまう事は剣で果し合い(命が果てるまでやるから果し合いと言う)する場合は命取りになる。そこで無拍子が重要になる。

また、攻撃の拍子を変える技量があるからこそ相手の裏をつける。どんなに強い攻撃でも同じリズム、強さならある程度防ぐ事ができる。野球で150km/hを超える球も、同じリズムで投げれば打たれるのと同じ理屈だ。

人間関係においても拍子がいつも同じなら詰まらなくなるものだ。拍子に変化があるからこそ奥行きができるので新しい発見がある。それがその人の未知な部分となり輝いて見える。

未知だからこそ追う価値があるのだと思う。