white bird on persons hand

ロシアとウクライナがともに最低限の犠牲者で平和になる事を祈る。

防衛大学校時代の仮想敵国はソ連だった。防衛学の詳細は忘れてしまったが(元々頭に入って無いとも言える)唯一覚えているのは平和はバランスの上で成り立っているという事。バランスが崩れれば攻められる、という当たり前の事だ。

正義とは、その人の、とか、その国の、とか接頭語がつくものだと理解している。立場や状況によって正義は変わるのだ。

個人の場合を考えてみても、ナメラレタラ、攻め込むヤツはザラにいる。自分より弱いと思うと仕掛けてくる。我慢はするが我慢にも限界がある。つい倍返しして後悔する。

武道の本質は戈(ホコ)を止める事。争いを止める事だ。以前のブログにも書いたが「相抜け」が究極の姿だ。要するに力量が同じ為、もしくは同じだと感じる為に一歩も動けない状態だ。だから戦うのを止めようとなる。国と国も同じ。力を持たなければ攻め込まれる。当たり前の事だと思うがどうだろうか?

政治的な事は書きたくないし、具体的に書くときっとまた誰かに怒られるのでやめるが、自分は自分で守るのと同じように自国も自国で守るのが基本中の基本だろう。

誰かに守ってもらおうと思った時点でとても一人前とは言えないとオレは思う。