heap of different nominal per dollars

何物にも換えられないという意味において自分の人生は絶対だ。

人生に生きる意味があるか、という命題は横に置いておくとして、個々の人生は一つ一つが全て絶対的価値がある。

あの時こうしていれば、、はまったくナンセンスなのは明白だ。またどの瞬間であっても他人の人生と比べる事はコロナ禍のマスクより無駄だ。

ミクロな能力は尚更、切り取る方法さえあれば他人と比較は出来るが、今のオレにはどうでも良い事になってしまった。ある特定の分野の狭い世界でマウント取ってもまったく意味がないと思うし、虚しいだけだ。

若い頃はジジイになる前に死ぬだろうと思っていた。しかし歳をとるからこそわかる事は確かにある。

身体で言えば、あちこち痛めているが、より深く奥まで感じられるようになっているし、心もある程度コントロールできるようになってきて随分穏やかになった。自然との関わりも深いところで認識されて、シミジミ腑に落ちる感覚がある。

相変わらず時間は矢のように流れているので、そう遠くないどこかで死は必ずやってくる。

今のところ確かな事はそれだけだ。

自分の人生の今この時を絶対的に捉えていれば、、死の瞬間も全く迷いがないように思うが、どうだろうか?

その時になってみないとわからない。