断捨離

連休の良いところは非日常につきる。ここでいう非日常とは仕事しているとどうしても出来ない事ができるという事だ。

先ずは断捨離。物置にあった古い物品を整理した。その中には大学の教科書もあった。勉強もしなかったくせに何故とってある?

電気工学の専門書や統率論、戦史等の防衛大学校独自のモノもある。

電気工学等の専門書は一瞬の迷いを経て捨てられたが、統率論等の本や資料は決断にかなりの時間を要した。

何故だろう?

特に本よりもプリントされた資料に惹かれる。捨てられない。

→おそらくだが手作りだからだ。アナログで血が通っているからだ。結局数点は残す事にした。

他人にはまったく価値のないモノ。だけどオレには何十年たっても色褪せないモノ。むしろ輝きの増すモノ。金銭的価値は無いが精神的価値が高まるモノ。

要するに思い出が詰まっている。その時はつまらないモノ、もっというと鬱陶しいモノが時を経て価値あるモノに変化したのだ。

やっぱり過去は変わる。

そんな事を考えながら作業していたら半分も片付かなかった。