
あれは20歳代前半で未だイキがっていた頃、当時の会社でイヤな先輩がいた。何かというとオレにチョッカイを出してきて、オレの中でmagmaが少しづつ溜まり、沸騰していった。
その頃のオレは今以上にバカだったし、少林寺拳法に限界を感じて、極真空手を習い始めたばかりだった。要するに試してみたくてウズウズしていた頃でもあった。
会社を辞めると伝えたその日、相変わらずオレに、、
“やっぱりオメーはダメな野郎だな“という言葉が終わるか終わらないかのうちに誰もいないマシン室に連れ出した。
“さあ、先に来い”
オレが言った瞬間、
“悪かった、そんなに怒るな”、(ちょっと拍子抜けしたが、、)
“オレはだいぶ大人しくなったが女になったわけじゃねーぞ”
そこから先は、、ここでは言えないが、借りは返して、なんとか溜まったmagmaもスッキリ体内におさまった。
オレの学生時代は、飲むとしょっちゅう暴れていて学生舎の壁を破っても、ちょっと注意されるくらいのイイ時代(?)だった。よくケンカもしたものだ。
今やったら警察の世話になるのは間違いないだろう。
当時のmagmaのようなドロドロして、1000°にもなるようなモノは今のオレにはない。
バカだったとも思うが、”あの時あれをしなかったら後悔したかもな“とも思っている。