MISSION:IMPOSSIBLE /DEAD RECKONING PART ONE

全てにおいて想像を絶する規格外で、ハリウッドにしかできない、もっと言うとトム・クルーズにしかできない作品だと思った。前回のフォールアウトから更に進化していた。

’いったいどうやって撮ってるんだ?’のオンパレードだ。それを知りたくてパンフレットを買ってしまった。

(パンフレットだけじゃなく、オールガイド、ペンダント、更にミッションとは無関係のトップガンマーヴェリックのワッペンまで衝動買いした。ガキと変わらねーな、まったく!)

それによるとオスプレイV-22ラプター(高速・長距離の最新鋭攻撃用ヘリ)2機を米国防省から確保し、UAE軍、その他の許可を得てアブダビまで持って行ってしまったのだ。

トム・クルーズは、恐らくだが、映画の世界で生きていて、こちら側がバーチャルなのだろうと思われる。オレ達がIMFと言えば国際通貨基金だが、CIA内部には、Impossible Mission Forceは確実に存在しているのだ。そこにはグリーンベレーやデルタフォース、ネイビーシールズあたりの出身者が所属している。(全てオレの憶測)

この映画には、子供の頃からの夢(単語だけで並べても、車、バイク、スパイ、格闘技、そして正義と悪)の全てが詰まっている。

BMW M5 コンペティションが疾走し、HUMMERが何台ぶっ壊したか?

疾走する列車での格闘、破壊、落下、またモトクロスバイクのダイビングシーンはどう撮影しているのか想像もできない。

スケールが異次元だ。

「夢」がギッシリだ。

そしてアクションのみならず登場人物のキャラクター(表情、しぐさ等含めて)は、それだけをいつまでも見ていたいほど魅力的だ。

元気になれる。

これで60歳?と思うほど走り(走る姿は特にだが、どこまでも行きそう)、しがみつき、戦う姿に、せめてジムだけでも、肩が痛え~、膝が痛え~とぶつぶつ言いながらやるのは止めて、もう一度気合を入れなおすぞ!と意気込んでいるが、オレのことだから、いつまで続くかわからない。

PART TWOが今から待ち遠しい。