龍のブログ

Stay hungry Stay foolish

monochrome photography of children on swing

生きるLIVING

「明日死ぬかのように生きろ」と言われるがオレにできる筈もない。 日々の形式の中で生きている独りの男が病気で死期を知り、自分の人生と初めて向き合う。 生きる意義を問う作品であり、さまざまな視点から描かれた名作だと思った。 […]
low angle view of woman relaxing on beach against blue sky

居着きについて

「不安定の中の安定」は武道の要諦だ。 安定ではなく不安定の中の安定というところがミソで不安定の使いこなしとも言える。 オレの理解では安定とは「居着き」に繋がり武道では最も避けるべき状態だ。 「居着き」には心と体の両面あり […]

シン・仮面ライダー

ガキの頃よく見た「仮面ライダー」なので期待していた。 シン・ウルトラマンを見た時から次回上映予定で幕間に流れていたのでハードルが上がっていたのかもしれない。 残念だった。 数年前にTVで見た「仮面ライダー」はこれが子供の […]
closed doors

オットーという男

一言でいうと愛情が溢れていた映画だ。 愛や慈しみ、感情の移り変わりを見事に描いていた。 大概先ずは自分があって、次に家族だったり恋人だったり親友だったりする。 たまたま近くに住むことになった人などはっきり言えばどうでもい […]
Mr. Macklin in the Character of Shylock, in Shakespeare's The Merchant of Venice

シャイロックの子供たち

それぞれの事情の中で時には魔が差すこともある。 また破滅の道筋が見えていてもやらなければならないときもある。 過去が今に蘇り蔦のように絡まリ身動きが取れなくなる。 時には流され、時には争い、それでも折り合いをつけて生きて […]

すずめの戸締まり

他の映画を予約したつもりでいたが、間違えてしまい見ることになった。 想定以上に良かった。 見る人によって捉え方は様々(当たり前)だが、オレには被災された方々へのレクイエムに思えた。 (被災された方の中には反感を持つ方もい […]

大吉

今年もまた大吉。 誘われて夜中に初詣した。 コロナ前は神社で無料配布される甘酒が楽しみで、参拝して、 来て良かった、と思ったものだ。 今年も期待したが、無かった。 残念だ。 いつも通り破魔矢を買って御神籤を引く。 今年も […]

断捨離2

年末断捨離した。 それまでも少しづつしてはいるが、今回は思いきって家じゅうに溢れている本に手をつけた。 断捨離してあらためてどんな本を読んでオレが成り立っているのかがよくわかる。 大雑把に分類するとビジネス、武道、その他 […]
soccer stadium

FIFAワールドカップ

いつもはサッカーは見ないが、ワールドカップは別。他国との勝負はその状況だけで燃える。 4試合見て武術の観点で感想を言いたい。 ①攻防一体について 攻撃と防御が個別に機能していたら無駄が多い。攻防一体により攻撃が防御にもな […]
anonymous man standing behind glass

ある男

平野啓一郎の「分人主義」は「空白を満たしなさい」や「私とは何か」で読んでいた。 「ある男」は読んでいないが、「分人主義」をテーマにしている様にも見える。 演出のレベルが高く表情も使わず、気で語る事ができる俳優ばかりだ。 […]