snow nature bird beach

通奏低音に「におい」があった。どんなに装っても消すことが出来ないしみついたもの、そんな「におい」が全編通して描かれていた。

人はpretend(キーワードだった)するが、結局その人ソノモノが変わる事は出来ない。それは上流下流(主に貧富)の外的状況においては「におい」の様な浮遊物でわかるし、極限状況では内在している「本性そのもの」が表面化する。

社会、個人の闇の中から人間の本質を考えさせられる作品だった。

「パラサイト」は社会の至るところに存在していると思った。