coffee magazine

先日渋谷のホテルで知り合いと打合せした時の事。

スタッフの女性が来てくれてオーダーをする際に(オレはどうせコーヒーなのでメニュー見るまでもなく)「コーヒー」と言った。知り合いはメニューを受け取ると、

「コーヒー高いね。」と言う。

「・・・。」スタッフの女性は困った様な表情で何も言わない。

思わずオレが、

「こんな雰囲気の中で飲むコーヒーだから当然ですよね。」と答えてしまった。

残念だ。

庭園が観れるガラス張りの吹き抜けのカフェなのでそれだけで価値があるし、実際にコーヒーも美味かった。

キツイ交渉の時など会議室だと空気が重たくて進まない。イイ雰囲気のカフェでやればイイ展開に進むものだ。

一杯2,500円のコーヒーも決して高くないということになる。

オレが彼女の上司なら先ずは自分が売るコーヒーを飲むことは当然の事、銘柄や焙煎の方法、原産地、特徴等を頭に入れさせるだろう。「高い」と言われた時に何故それだけの価値があるのか説明出来ないようではオレが社長ならクビだ。

誰だってモノを買う時には自信をもって勧めるヤツから買いたい。

そう考えると先ずは自分が売るモノを好きになるのが一番だし、好きになれれば自信を持って売れると思う。