people walking inside building

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢いものが生き残るのでもない。生き残ることができるのは、変化できる者である。」と、ダーウィンは言った。

ナイチンゲールも進歩しなければ後退だと言った。

サラリーマンの頃、オレもこの言葉を使って部下に偉そうに言ったコトがある。今思うと恥ずかしい。(通常オレには恥ずかしいという感情は無いが、ごくたまに感じる。)

ガキの頃から「変わりなさい」と言われ続けてきた。

「変わりなさい!」

一番キツイ言葉だ。

どう変わればいい?

変われるくらいなら悩まないし、基本的に人は変われないとオレは思う。変われたとしてもそれは経年変化だ。だからお前はバカなんだ、とオレを知ってるヤツは言うだろう。(このフレーズばかりだが、間違いない。)

生まれた時から遺伝子に組み込まれた情報は変わらないし、そんなモノ変えられたら「オレ」じゃなくなる。「オレ」じゃなくなったら生きてる意味ねーじゃん、と思う。

「生まれ落ちた時からオレは何も変わってねーな。」

バカなりに「学習」するので生き残る術みたいなものは多少身につく。しかし、根本的なモノは全く変わらない。三つ子の魂百まで、だ。

自分を正当化するつもりはまったく無いが、、、

「What is learned in the cradle is carried to grave 」(ゆりかごで学んだコトは墓場まで持っていくことになる)

「江山易改,本性难移」(山や河は変わっても人の本性は変わらない)。

、、オレは絶滅危惧種に間違い無いが、しかし、「オレ」とトコトン付き合いたい、自分を問い詰めていきたい、とやっとそう思えるようになった。

変われないなら変わらなければいい。

それが自然だし、これが一番最初の「縁」なのだ、と思う。