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勝手に動き回るオレの脳を完全に制御することが今の目標になっている。

日常生活において「オレ」よりも「オレの脳」が反応している事が多々ある。

例えば朝のコーヒーもそうだ。コーヒーが紅茶にはならない。

また酒でもワインよりも日本酒だ。

オレが決めているというよりもオレの脳がオレよりも早く決めているのだ。

何か行動を起こす時だけでなく、ふっと頭の中をよぎり、言葉になる前に感情が左右される時がある。

「なぜ急に気分が悪くなったのか?」と辿ってみると脳の中に一瞬ある思いが浮かんだ事に気づく。

また、睡眠中に意図に反して起きてしまった時は脳が更に勝手に暴走する。

これからやるべき事や随分前の事、思い出したくもない人やモノ等、目まぐるしく浮かんでは消え、また浮かぶ。

「これじゃあ起きた方がイイな。」と思って起きるので睡眠時間は4〜5時間だ。

要するに自分のことなのに自分で制御出来ていないのだ。

変だよな自分の事なのに、と思う。

これを解決する有力な方法は「意識」だと思っている。

武道で「極意」という言葉があるが、言葉通り意識を極める事だ。

相手と相対する際のミクロ的な視点で捉えていたが、もっと広くマクロで捉え直すのだ。

意識とは要するにオレの事。

意識で脳を手懐けられると今のところ考えているが、できるようになってみないとわからない。