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カラテの稽古は感覚を磨く事(意識)だと理解している、と前のブログで書いた。

感覚を磨く具体的方法の事を稽古という。

稽古とは研ぎ澄まされた感覚(意識)と身体性を一致させる事だ。

先ず理論があってそれを実践(実戦)するわけだがどうしてもその通りにいかない。

誤差が出るのだ。

内的要因と外的要因があるが先ず取り組むべきは内的要因の除去だ。

自分を完璧にコントロールする事は難しい。

コントロールした結果が身体性を持って外に顕れるのだがどうしてもブレ(誤差)が出て、それが武道の場合は致命的になる。

そのうえ時間的には一瞬(刹那)なので難易度は跳ね上がる。

今思えばもとからできる(ここでの定義は再現性が100%というコト)可能性はかなり低い。

日常でも誤差をできる限り無くすようにしたいが、誤差の連続とそれへの対処でオレの人生は成り立っている。