relaxed sportswoman practicing yoga on mat in green garden

今まで自分を責めた事など一度もないが、踏ん切りが悪かったな(この言い方は正しいのだろうか?)と思った事は結構ある。

富士の裾野を駆け回っていた頃、非常召集がかかり、雨上がりの原野で隊を組んで走らされた。水溜り迄来ると必ず「匍匐前進前へ」がかかる。みんな一瞬、pauseが押された様に止まり、顔を見合わせる。そんな時、「行こうぜ!!」と先頭切ったやつは今陸上幕僚長だ。

日常些末な事でも「あそこで何故言えなかった?」とか「何故出来なかった?」いう刻(トキ)があり、それさえ言えてれば(出来てれば)些末どころか最高の価値ある刻に変わったな、と思える事は確かにある。

普段からの準備が足りないのか、脳のニューロンが足りないのかわからないが、見過ごしてしまい、「オレは何かがかけてる」と思わざるを得ない。何かで補いたいが、それが「諦め」なのではないかと思っている。